ムダ毛を脱色することで得られるメリットについて！脱色のやり方とコツを解説
ムダ毛の処理方法には、カミソリや毛抜きを使った自己処理や、エステやクリニックでおこなう脱毛などがあります。また、あまり一般的ではありませんが、「脱色」もムダ毛を処理する方法の一つです。
脱色は、物理的に毛を除去するカミソリや毛抜きとは異なり、ムダ毛を残したまま毛の色を抜いて目立たなくさせる処理法となっています。脱色を安全におこなうためには、メリットとデメリットを理解し、正しいやり方でおこなうことが重要です。
それではさっそく、ムダ毛脱色のメリットとやり方をみていきましょう。
ムダ毛脱色のメリットとデメリット
ムダ毛を脱色することで目立たなくさせるこの方法には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
ムダ毛脱色の大きなメリットは、肌を傷つけるリスクが少ないということです。カミソリによる剃毛は、肌表面の角質まで削り取ってしまい、乾燥や肌荒れの原因になり、毛抜きで毛を抜く処理法も、毛穴を傷つけ毛嚢炎などを引き起こすリスクがあります。
一方、脱色は皮膚を傷つける心配がなく、カミソリ負けや毛嚢炎などが起きる心配はほとんどありません。
また、自己処理のように頻繁にお手入れをする必要が無いというのも脱色の魅力の一つでしょう。脱色の場合は根元が伸び目立ってきたら再びおこなえばいいため、お手入れの頻度は1～2週間に一回で済みます。
カミソリでの処理は数日に一回のペースが一般的です。そのため、カミソリと比べると脱色によるお手入れは頻度が少なく、肌への負担も少なくて済みます。
デメリット
脱色はお手入れが楽で肌に優しいなど、メリットばかりのように思えます。しかし物理的に毛が無くなるわけではありませんので、たとえ色を抜いたとしても、部位によっては目立ってしまうことがあるでしょう。
特に太陽光などの明るい光が当たる場所では、ムダ毛が光に反射するため目立ちやすくなります。
また、手触りがあまり良くない、ストッキングなどを着用した際に毛が透けるなどもデメリットです。そして脱色剤は刺激があるため、必ずしも肌トラブルが起こらないというわけではありません。
ムダ毛を脱色するやり方
ムダ毛を脱色するには、まず脱色剤を購入する必要があります。ネットでは脱色剤の代用品としてオキシドールなどが紹介されていますが、肌トラブルの原因になりますので、必ず専用の脱色剤を購入するようにしましょう。
脱色剤を用意したら、それぞれの液体をムラがなくなるまで混ぜます。そのあとは、いきなりムダ毛に塗布せずにパッチテストをおこなってください。
二の腕や太ももの内側など、肌の柔らかい部分に脱色剤を塗布し、時間を置いて肌の状態を確認しましょう。赤みや痒みなどの症状が起きた場合は、使用を中止してください。
パッチテストが完了したら、ムダ毛部分に脱色剤を塗布します。ムダ毛が隠れるくらいの量を塗っていきましょう。説明書に記載されている時間を置いたら、ヘラで薬剤を拭き取っていきます。
そのあとは水かぬるま湯で優しく洗い流し、最後にしっかりと肌を保湿すれば脱色は完了です。熱いお湯やタオルでのごしごし洗いは肌への刺激となりますので避けてください。
毛をなくすなら脱毛がベスト
頻繁にムダ毛処理をおこなうのが面倒に感じる方や、自己処理による肌荒れにお悩みの方にとって、脱色は新たなムダ毛処理の選択肢になることでしょう。
しかし、脱色も月に数回のお手入れは必要ですし、お肌が敏感な方ですと脱色剤の刺激で荒れてしまうこともあります。また、毛量の多い脚や腕などは、脱色をしてもあまり効果が得られない場合があります。
自己処理から解放されるためには、毛の成長を止めムダ毛が生えない状態にするのがベストです。そのためには、エステやクリニックで数ヶ月～数年ほど脱毛に通う必要があります。時間はかかりますが、脱毛が完了すれば自己処理をする手間が省けますので、お手入れが一段と楽になりますよ。
短期間で脱毛効果を実感したい場合は、クリニックのレーザー脱毛を選ぶとよいでしょう。クリニックでおこなう施術はレーザーの出力が高く、より高い効果を期待することができます。また、医療従事者が施術を担当するため、安全性が高いのも医療脱毛の魅力です。
おわりに
脱色はカミソリや毛抜きに比べマイナーではありますが、経済的負担が少なく気軽におこなえるというメリットがあります。剃ったり抜いたりするムダ毛処理以外の方法を検討中の方は、一度脱色を試してみてはいかがでしょうか。
とはいえ脱色も肌への負担がゼロではなく、ムダ毛が伸びてきたら再びお手入れしなければならないという点は他の処理方法と同じです。ムダ毛のお手入れそのものから解放されたいと感じたら、脱毛を検討してみるとよいかもしれません。
