鏡を見るのが怖い!アンチエイジングで気になるシワを改善しよう

エイジングケア

顔にできたシワを見て、ため息をついてしまうことはありませんか?メイクやオシャレが楽しめなくなり、なんだか心がどんより…という日もあるでしょう。

シワは早ければ20代でできてしまうこともあり、時間の経過とともに目立つようになります。何歳になっても鏡が好きでいられるよう、アンチエイジングをしてシワのない肌を目指しましょう。

シワの3つの種類と原因

シワには大きく分けて3つの種類があります。それぞれのシワの特徴と原因をみていきましょう。

小ジワ

小ジワとは浅く細かいシワのことで、ちりめんジワとも呼ばれます。目元や口元など皮膚の薄い場所にできやすく、軽度の場合は鏡を近づけて見なければわかりません。

小ジワは皮膚表面の角層にできるもので、乾燥が原因で発生します。早ければ20代前半からでき始め、放置していると真皮ジワへと進行してしまうことがあります。

表情ジワ

笑ったとき、驚いたときなど、表情の変化によって作られるシワを表情ジワと呼びます。10代や20代のうちはコラーゲンによって肌の弾力が保たれ、口を大きく開けて笑ってもシワが残ることはありません。

しかしコラーゲンは20代を境に減少していき、それとともに肌の弾力も失われていきます。そのため若い頃は気にならなかった表情ジワが、年を重ねるごとに肌にきざまれ戻らなくなってしまうのです。

真皮ジワ

肌は表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできており、そのうち真皮層にできたシワを真皮ジワといいます。真皮にまでシワが及んでしまうのは肌の保湿力が低下してしまうことが原因です。

この保湿力は老化の他に紫外線や生活習慣とも深く関係しています。紫外線をたくさん浴びたり乱れた生活習慣を送っていたりすると、コラーゲンの減少が早まりシワが目立ちやすくなってしまうのです。

真皮ジワの原因は保湿力の低下だけではありません。この他にも、たるみが原因でシワができてしまうことがあります。

肌のたるみは乾燥や筋力の衰え、姿勢や生活習慣などが関係しており、肌がたるむことによって深いシワが生じてしまうため、注意しなければなりません。

自分でできるセルフケアのシワ対策

適切なケアの方法はシワの種類によって異なります。

表皮の角層にできる小ジワは乾燥が大きな原因ですので、肌を保湿することで改善することができます。ヒアルロン酸やコラーゲンなど、保湿成分が配合された化粧品でケアをおこなうとよいでしょう。

表情ジワは表情のクセが大きく関係しています。眉間にシワを寄せる、眉を上げて物を見るなどのクセはありませんか?自身の表情のクセを知り、そのクセを無くすことを意識しましょう。

しかし表情ジワが気になるからと、無表情で過ごすことはよくありません。

無表情でいると表情筋が衰え、たるみによるシワが生じやすくなります。また、笑うことはストレス発散にもなりますので、楽しいときは思いっきり笑いストレスを発散しましょう。

顔のさまざまな表情筋を動かすストレッチや、保湿をして肌の水分量を高めるのも効果的です。

一方、真皮ジワの改善は一筋縄ではいきません。真皮まで到達した深いシワを日々のケアだけで消すには限界があります。

そのため、真皮ジワになる前にしっかりと予防をすることが大切です。肌の保湿はもちろん、一年を通した紫外線予防やバランスのいい食事、質の高い睡眠など、内側と外側の両方のケアが必要になります。

また、たるみによる真皮ジワを防ぐため表情筋ストレッチもあわせておこないましょう。

シワを解消するクリニックの様々な治療法

深くきざまれたシワは、セルフケアだけで改善できるとはかぎりません。シワを消す一つの手段として、クリニックで治療を受ける方法があります。

メジャーな治療法として知られているのがヒアルロン酸注射でしょう。ヒアルロン酸を注入することでシワを膨らませ、フラットにすることでシワを目立たなくする方法です。

その他には細胞の若返りをうながすW-PRPや、表情筋によるシワを防ぐボトックス注射などがあります。

また、サーマクールやタイタン、フラクセルなどレーザーを使用してシワを改善する治療法も注目です。真皮層に刺激を与えることで、細胞を活性化し潤いとハリのある肌を作り出します。

シワ治療は切らずにおこなえるものが多く、ダウンタイムも短いため少ない負担で始められるのが魅力といえるでしょう。

おわりに

日々のケアをおこなうことにより、小ジワを改善したり真皮シワを予防したりすることが可能です。しかし、真皮まで達した深いシワの場合、セルフケアだけで改善することは難しいといえます。

目元や口元、額などのシワが気になり落ち込んでしまうような状態であれば、クリニックでの治療を検討してみるのもいいかもしれません。鏡に写る自分の顔が好きになれるよう、前向きにシワ改善に取り組みましょう。

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