切らない鼻形成で話題の新施術「クレオパトラノーズ」の特徴と効果

鼻整形

自分の鼻が好きになれず、できれば手術をして形を変えたいと考えている方は多いようです。しかし鼻の手術はリスクが高く、ダウンタイムも長いため手術に踏み切ることは簡単ではありません。

そんな中、これらのリスクを払拭した鼻形成の新治療「クレオパトラノーズ」が誕生しました。当記事では、クレオパトラノーズの特徴や効果についてご紹介します。

鼻のコンプレックスは人それぞれ

「団子鼻が好きになれない」「大きく広がった鼻が気になる」など、鼻にコンプレックスを持つ方は少なくありません。鼻をシャープに見せようと、指でマッサージしたり専用グッズを使ったりしたことのある方もおられるでしょう。

鼻は顔に立体感を出す重要なパーツであり、鼻先が丸いと顔が平坦に見えてしまいます。また、鼻はメイクで形を変えるのが難しいパーツであり、メイクで修正することが困難なため、コンプレックスが深刻化しやすいのです。

従来の鼻形成術を比較

ひと口に鼻形成術といっても、鼻を高くする手術や団子鼻を治療する手術など種類はさまざまです。

鼻の施術にはどのようなものがあるのか、代表的な手術をあげていきましょう。

隆鼻術

鼻の手術でもっともメジャーといえるのが隆鼻術ではないでしょうか。

隆鼻術とは、シリコンプロテーゼを挿入し鼻を高くする施術です。L型やI型のプロテーゼを挿入することで、鼻筋の通った立体的な顔へと変えることができます。

こちらは、まず鼻の内側を数ミリ切開し、そこからプロテーゼを挿入して傷口を縫合する手術です。手術時間は30分程度ですが、術後は強い腫れが出るため数週間程度のダウンタイムを準備した方がよいでしょう。

ヒアルロン酸注入

リスクが少なく、簡単に鼻を高くできる手術として人気なのがヒアルロン酸注入です。希望する鼻のラインに合わせヒアルロン酸を注入していく方法で、10分程度で施術が完了します。

費用が安くダウンタイムもほとんどないのが特徴ですが、半年~1年程度で吸収されてしまうため効果を持続させたい方には向いていません。

耳介軟骨移植術

耳介軟骨移植術は、団子鼻や平たい鼻など鼻先の形を修正する施術です。

耳の後ろをわずかに切開し、そこから切り取った軟骨を鼻先に移植し縫合します。自身の体の組織を使用するため馴染みやすく、アレルギーなどの心配がありません。

施術時間は30分程度ですが、腫れが強い場合は1週間ほど続くこともあるでしょう。耳の軟骨を使用するため、耳の付け根に傷跡が残る可能性があります。

メス不要!クレオパトラノーズの特徴と効果

鼻形成はメスを必要とするものが多く、手術にはそれなりのリスクが伴います。

メスを使用しないヒアルロン酸注射は隆鼻には有効ですが、鼻先形成には向いていません。そのため、従来の手術では切開せずに鼻先を修正することは難しいとされていました。

そんな中、新しい鼻先形成として誕生したのがクレオパトラノーズです。

この手術ではまず局所麻酔をして鼻先から数カ所針を通し、そこから吸収糸を入れて鼻先の形を整えていきます。吸収糸には切れ込みが入っており、この切れ込みによって組織が引っ張られ鼻先をシャープにすることができるわけです。

こちらは団子鼻や小鼻の広がりなど様々な治療に適応しています。ダウンタイムが短く安全性が高いのが特徴です。

一つ欠点をあげるとすれば、一年程度で糸が吸収されてしまうということでしょう。しかし吸収されたあとも完全に元の状態に戻ることはありません。

このように、クレオパトラノーズはメスを使わず団子鼻や平坦な鼻を修正できる、リスクの少ない画期的な治療法なのです。

おわりに

鼻形成の中でも、鼻先の手術は複雑で難しい手術とされていました。また、メスを使う施術は傷跡が固くなりやすいため、仕上がりに不満を感じた場合でも修正が難しいというリスクもありました。

その点クレオパトラノーズなら傷跡が残る心配がなく、再施術をおこなうことも可能です。

「鼻先をシャープにしたいけれど、メスを使う手術は怖い」「痛みや腫れなどのダウンタイムが心配」このような悩みをお持ちの方は、クレオパトラノーズでの治療を視野に入れてみてはいかがでしょうか。