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ニップルトーニングとは

ニップルとは乳輪・乳頭のことを指します。授乳後に乳首が黒くなった、下着や衣類の摩擦の刺激によって黒くなった、遺伝や体質でメラニン色素が生成しやすい方など、様々な原因で乳輪や乳首が黒いと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
これまでの治療は、内服や外用薬、イオン導入など長期的に継続が必要でしたが、ピコレーザーが誕生し、レーザー照射による安全で効果的な治療が可能となりました。

当院では、厚生労働省承認の医療機器「エンライトンⅢ」で、ピコレーザーを低い出力で照射するピコトーニングを乳輪・乳頭に照射し、色素だけを減少させていくニップルトーニングを行っています。

ピコ秒レーザーとは

ピコレーザーは、従来のレーザーのパルス幅（照射間隔）に比べて、非常に短いパルス幅（1兆分の1秒）である「ピコ秒」での照射を可能にしたレーザーです。パルス幅は短ければ短いほど小さな標的を破壊することができ、ターゲット周囲の正常な組織へのダメージや痛みも少なく治療ができます。
1回での改善は難しいですが、回数を重ねることで肌の中に滞留している黒ずみの原因、メラニンを少しずつ破壊しナチュラルなピンク色に近づけます。

厚生労働省承認のピコレーザー「エンライトン」

当院で使用しているキュテラ社の「エンライトンⅢ」は日本人の肌質のために改良されていますので、繊細な肌質の方でも安心して照射できます。

ニップルトーニングはスポット照射ではなく、1064nm波長の光を低出力で照射し、メラニン色素を皮膚の深いところから徐々に破壊していきます。

照射後は、かさぶたになりませんのでダウンタイムは特にありません。